起業サポート
これから独立を考えている方
独立を目指すきっかけや動機は人それぞれですが、真剣に開業の動機や理由を考えてみましょう。
実際に開業すると多くの困難が待ち受けています。マイナス思考や甘い気持ちでは成功はおぼつきません。
1.今の仕事が面白くないから
2.独立すれば嫌な仕事をしなくて済む
3.自由な時間が増える
4.とりあえずやってみたい
などという理由で始めるのならば、独立後にきっと厳しい結果になることが予想されます。
独立するのは、そこそこの資金さえあれば誰でも可能です。
業種にもよりますが、資金は公的金融機関からの借入れも可能でしょうし、自己資金や家族の援助などに
よって調達する方法もあります。
そう・・・
実は、社長になることも店舗のオーナーになることも簡単なのです。
しかし、よく考えてください。
独立とは、社長やオーナーになることが目的ではありませんよね?
前述の4項目の動機と資金があれば独立することができたとしても、それはきっと長続きしないのです。
最も大切なのは独立することによって、「自分が何をしたいのか」ということ・・
いわゆる「理念」「目標」「目的」なのです。
あなたが「自分の料理をみんなに食べてもらいたい」「お客様の喜ぶ顔が見たい」・・そう思えた時こそ
独立開業のきっかけになる時期だと思います。
資金や経験は、独立を実現するための要素と結果にしかすぎません。
そのように考えれば独立に適齢はないと思います。
現実的な開業を考えよう
起業を考える方で多いのが、「飲食業」「サービス業」になります。
むつき経営総合事務所では飲食業を希望のクライアントに、「持ちかえり弁当店」での企業をお勧めしています。 これは、女性の社会進出や「個食」の増加といった社会の変化、調理済み食品への意識の変化などから、「中食産業」(弁当や総菜などの調理済み食品を家庭に持ち帰って食べること)の需要は今後も拡大が続くと予想されており、持ち帰りや宅配弁当の市場も安定した成長が見込まれているから。 「ラーメン店」も結構ですが、10年以上続いている店舗が何割あるでしょう・・・
成功が約束された起業などありませんが、リスクはできるだけ少なくするべきでしょう。
クックラボは、2012年にむつき経営総合事務所により、飲食店経営者及び飲食事業を目的に起業される方に対するフードコンサルティングのビジネスモデルとして作られた持ち帰り弁当店の運営パッケージであり、2014年に持ち帰り弁当店FCクックラボとして事業展開を開始しました。
大手の弁当専門店は出店数を増やすことにより、ロイヤリティーと指定食材の販売によって得る利益が企業収益の主になり、出店そのものが企業の生命線となります。 それ故、既存のオーナーに対するフォローやケアが万全とはいえないのが現状です。
FCに加盟し開業した時点で「経営者」になるわけですから、現実は脱サラして安易な気持ちで弁当店が経営できるはずがありません。